anonymous nocturnal BLOG
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コナン・まじ快関連の感想、拍手お返事など
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追記(1/10): 12月の拍手数は246でした! たくさんの拍手ありがとうございました!!
あけましておめでとうございます!
去年はサイトを開設して、たくさんの方々に拙い文章を読んでいただいて、時に温かい応援の声をいただき、本当に幸せな年になりました。
年末年始はちょっと出かけていて更新できる環境になかったので、新年初の更新がこんなに遅くなってしまいました。お待たせしてすみません。
パンク・ノワールはもうほとんど終わりが見えていますが、今年も新シリーズや新連載、企画やリクなど、頑張って色々な快新を書いていきたいと思います。特に去年果たせなかった快←新の切ない系片想い話に今年こそ挑戦したいです……!
今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、pixivも余所サイト様も新年小説で溢れている幸せな季節ですが、当サイトでは特に企画もしていないので、こちらに本当に短い小話だけ載せておきたいと思います。
ではつづきからどうぞ。
あけましておめでとうございます!
去年はサイトを開設して、たくさんの方々に拙い文章を読んでいただいて、時に温かい応援の声をいただき、本当に幸せな年になりました。
年末年始はちょっと出かけていて更新できる環境になかったので、新年初の更新がこんなに遅くなってしまいました。お待たせしてすみません。
パンク・ノワールはもうほとんど終わりが見えていますが、今年も新シリーズや新連載、企画やリクなど、頑張って色々な快新を書いていきたいと思います。特に去年果たせなかった快←新の切ない系片想い話に今年こそ挑戦したいです……!
今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、pixivも余所サイト様も新年小説で溢れている幸せな季節ですが、当サイトでは特に企画もしていないので、こちらに本当に短い小話だけ載せておきたいと思います。
ではつづきからどうぞ。
タイマーをかけていたエアコンのおかげで、冷え込む朝も部屋の中は暖かかった。
それでもカーテンを開けると、外の冷え冷えとした空気が伝わってくる。雪は降っていないが、外の気温を思うと新一は少しげんなりした。
だが今日という日に限っては、外に出ないわけにはいかないのだ。一日でも放っておくと、ポストが大変なことになって翌日の新聞が入らなくなってしまうのは目に見えていた。
暖かいセーターに着替えて、冷え切った廊下を小走りで突っ切る。
ドアを開けた瞬間、冷たい風が吹き込んできて首を竦めた。玄関からポストまでの距離があるのを恨むのはこういう時だ。
案の定、ポストの中には結構な数のハガキが積まれていて、新一はずっしりとしたそれを抱えるように持った。
「あら」
さっさと中に戻ろうと背を向けた時、門の外から声がして振り返った。
そこには隣家の少女がいた。
「よぉ、灰原。あけましておめでとう」
「あけましておめでとう」
手には箒を持っている。新年早々、玄関前を掃除していたらしい。まだ幼いのに(見た目は)できた娘だと近所でも評判だ。
「今年もあなたは相変わらず事件で忙しくなるんでしょうね」
「はは……」
きっとそうなるのだろうと想像がつくから、新一も苦笑を返すしかない。
後で博士にも挨拶に行くからと告げると、お雑煮作って待ってるわと言って、哀は戻っていた。
「はぁー……さむー……」
暖めておいたリビングで、熱いコーヒーを飲みながら年賀状を仕分けしていく。
この家に新一が一人暮らしするようになってそれなりに経つのに、いまだに両親宛ての年賀状がここに届く。まあ、ロスの住所を知らないくらいだから、その程度の知り合いということだろうけれど。
新一宛ての年賀状も結構な数だが、両親ほどではない。
「えーと。蘭に、園子、服部、世良、本堂……」
FBIの人たちからは昨年クリスマスカードが届いていたし、日本の警察関係者にはどうせ挨拶回りをするのだから年賀状のやりとりはしない。
だから基本的に新一に年賀状を送ってくるのはプライベートの知り合いだけだ。
文面を読むことはせず、とりあえずパラパラと事務的に仕分けをしていく。
「………ん?」
不意に、知らない名前に気づいて手を止めた。
「………黒羽、快斗?」
黒羽快斗。
知らない奴だ。だが、どこかで見たことあるような、聞いたことあるような。
「んん?」
こてんと首を傾げる。
裏返して、文面を見る。
『 あけましておめでとうございます。
昨年はいっぱい遊んでくれて楽しかったです。
今年も遊んでくれると嬉しいです。
身体を大事にしてください。 』
いたって普通の文面だ。ただ、新一にはこの「黒羽快斗」という男と遊んだ記憶がないだけで。
間違って届けられたのか? と思って宛先の住所を見るが、しっかりと工藤新一の名前が書かれている。
もう一度文面をじっと見る。
内容は少し幼稚な気もしなくもないが、字は割と綺麗だ。
何となくだが、ただのいたずらとは違う気がした。
何かの含みは感じさせるが、悪意はない……何て書いていいのかわからずに迷って、結局無難な文面になってしまったかのような……何らかの感情を抑えこんでいるかのような、そんな印象を受けた。あくまで勘だが。
「…………なんだ」
不意に、すとんと、新一の中で何かがしっくりきた。
もう一度だけ文面を読み返して、くすっと笑いが漏れる。
しょうがねーな、と苦笑しながら、新一は返信用に用意していた新しい年賀はがきを一枚取り出して、ペンを取った。
快斗が出てきてないよ……!!orz
こういうヘタレ快斗を書く時は、新一さんサイドから書く方が楽みたいです。
この後、新一さんは返事の年賀はがきを黒羽家のポストに直接投函しに行って(住所は年賀状に書いてあった)、ちょうどポストを見に来た快斗と鉢合わせするんだと思います。
それで何やかやで千影さんに御節料理振る舞われたり、快斗と二人で初詣に行くことになったりすればいいよ。
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